事業案内

bio

研究開発

研究開発部では、バイオテクノロジー技術を用いてウィルスやウィロイドに侵されていないクリーンな苗の供給と、大量増殖システムの開発、新品種の開発・改良を行っています。

組織培養

組織培養は、種々の器官や組織あるいは細胞を無菌的に分離し、これを適当な条件下で無菌的に培養する技術です。弊社研究開発部においてもこの技術を用いて、ウィルスやウィロイドの除去、エリート苗の無菌保存、クローン植物の大量増殖(2000年よりビバローザの培養苗の生産開始)など、育種および生産の効率化や省力化に寄与しています。世界の園芸業界から発表される最新の知識や技術をいち早く取り入れ、みなさまにフィードバックできるよう日々研究を重ねています。

エリート化(無菌化)

ウィルスやウィロイドによる病気は植物に感染すると治すことができない病気です。特に花卉園芸業界では栄養系の品種を多く扱うため、最も気をつけなければならない病気のひとつです。そこで研究開発部では肉眼で判別が不可能なウィルスやウィロイドでもELISA(エライサ)検定(enzyme-linked immunosorbent assay )やDNA検定の技術を用いてウィルスやウィロイドを高感度で検定する設備を整えています。弊社の苗は茎頂培養後に十数種類のウィルスやウィロイド検定を行い、できる限りクリーンな苗にしています。さらに、圃場で培養による変異が発生していないことを 確認しています。以上のチェックをすべて通過した苗はエリート苗と呼ばれ、無菌状態で維持され必要に応じて増殖されます。このように、生産者や消費者の皆様に高品質な苗が供給されるようにしています。

ウィルスのELISA 検査

syubyo

種苗事業

世界各国から導入した園芸種苗、資材を国内の生産者へ販売しています。花壇苗用、鉢物用品種、営利生産者向け資材を中心に幅広く取り扱っています。

海外サプライヤーとの緊密な関係をもとに、世界の園芸動向にアンテナを張り巡らせ最先端の情報をキャッチ、発信しています。園芸植物はその嗜好性の強さから、従来なかった色や性質などの新規性が絶えず求められます。
毎年海外で発表される新品種の多くは、弊社農場での試作を通して日本の環境に適合するかを判断します。審査をクリアした品種は種苗生産の国際分業などの効率の良い生産体系を検討します。年々進化する園芸植物を、生産者を通じて消費者へお届けすることを義務と考え、活動しています。

ドイツIPMにて商談

ryutuu

流通事業

流通部は、さまざまな園芸商品を企画・開発し国内のホームセンター、ガーデンセンター、園芸種苗店等へ販売を行っています。

植物の国際ブランド「プルーブンウィナーズ(Proven Winners)」のメンバーであるハクサンは、アメリカ、ヨーロッパをはじめ国内外の園芸情報から消費者ニーズをいち早く取り込み、魅力的な商品開発に心がけ高品質な花苗の安定供給に努めています。 1993年に初めてピンクパンダを発表して以来、折からの園芸ブームに乗り、毎年発表する新品目がベストセラーになりハクサン躍進の要となっています。 また、1999年に株式会社ハクサンとトヨタ自動車株式会社との合併会社である、株式会社トヨタフローリテック商品のバラをはじめ、カランコエ、ダリア、ポットマム、観葉植物等のミニ花鉢の販売も行っています。
さらに2001年にはプルーブンウィナーズ(PW)からペチュニアの「スーパーチュニア・ミニシリーズ」、2002年にはカリブラコアの「スーパーベルシリーズ」が販売され、プルーブンウィナーズ(PW)商品の本格的な販売活動がスタートしました。 商品の完成は、海外からの有望品種の情報収集、分析から始まり、企画・検討を重ね更に試作・テスト販売を経て商品化されます。現在では、花苗をメインにミニ花鉢や種子セット、プロモーション用ノベルティーグッズ等を全国のホームセンター、ガーデンセンター、スーパー、デパート、通信販売会社、一般企業等へ全国の卸業者を通じ販売しています。 今後も皆様には楽しくガーデニングが出来る植物を、また流通市場には満足いただける斬新な企画を提供していきます。

試験栽培植物の選抜

planning

マーケティング・企画

企画部は、生産・販売にあたり、市場調査などの情報収集活動を展開し、研究開発部門、生産部門と緊密な連帯により市場のニーズに合った商品設計・販売計画・プロモーション・マーケティング活動を行っています。

また販売促進のため、植物のブランド毎にWebサイトを構築。各種Web、SNS、雑誌媒体を利用したプロモーション活動を行うとともに、高品質で訴求力の高いカタログやラベル、ポップなどの販促ツールの企画・制作、ハクサン展示会をはじめとした、各種イベント展示会の企画、運営を行っています。

ハクサン展示会(千葉)

import

輸入事業

海外の取引先との情報の交換、輸入実務、日本全国の生産者へ安全で安心していただける植物の供給を行っております。

こういった業務は1980 年にハクサン設立以来の会社経営の軸であり、種苗の取引のスペシャリストとして、観葉植物、草花種子および種苗、園芸資材などをヨーロッパ、アメリカ、アジアの多くの国々から輸入販売を行い、日本全国の鉢物生産者の方々から高い評価を得てきました。また、姉妹会社である有限会社J&Hジャパンと提携してパテント品種の日本市場への導入、スリランカへ投資して、ハクサンの100%の子会社である株式会社セイロン・フォーリエッジなどを利用した、日本市場に対するアウトソーシング事業にも2000年より取り組んでおります。現在の鉢物生産業界では急速に欧米化、近代化が進んでおり、安くて優良な品種の高品質な種苗の需要は今後もますます増加していくと思われます。2006年にはデンマークにハクサン・ヨーロッパApSを設立し、ヨーロッパの最新園芸情報をより早くキャッチすることも可能になり、海外サプライヤーやスリランカの自社農場から安価で優良な種苗の生産、供給に努めています。