- 基本情報
- 育て方
アスター ショーメーカーとは
アスター ショーメーカーは、ドーム状の株になるキク科シムフィヨトリクム属(ユウゼンギク種)の植物です。シムフィヨトリクム属(ユウゼンギク種)は、以前はアスター属に分類されていたため、宿根アスターやニューヨークアスターとも呼ばれています。
よく枝分かれし、コンパクトな株にたくさんの花を咲かせます。花もちがよく、次から次へと花が上がるので切り花としてもおすすめです。どの品種も発色がよいビビットカラーで、鮮やかな花がたくさん咲き誇ります。
栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温時は花が休むことがあります。
アスター ショーメーカーの育て方
日当たり・置き場所
宿根アスターは、一年中日光がよくあたる場所で育ててください。
水のあげ方
土の表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。
肥料のやり方
春から秋の生育期には、置き肥を1カ月に1回程度、薄めに希釈した液体肥料(1,000~2,000倍に希釈したもの)を1~2週間に1回程度あげてください。冬は、肥料をお休みしましょう。
病害虫の予防と対策
植え替え時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
白さび病は、さび病菌と呼ばれるカビの一種によって発生する病気です。春と秋の雨が多い時期に発生する傾向があります。初めは黄色味のかかった白色の斑点が葉の裏にでき、徐々に斑点が大きくなり盛り上がったいぼのようにもなります。そのため、葉がゆがんだり巻かれたりする症状が発生します。症状が見られたら病徴の見られた部位を取り除き、処分します。多くの葉に症状が出ている場合は、植物が育つ範囲で葉を取り除くようにしてください。
害虫
アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。
一夜にして葉が大量に食われたのに虫がいない!というような被害が出る場合は、ヨトウムシの仕業である可能性が高いです。ヨトウムシとはヨトウガの幼虫で、夜活動する大食漢のイモムシです。葉にかじられた跡のような穴が開いたり、葉が薄皮だけになって白っぽく変色したり、黒い粒のような糞が見られたら要注意です。見つけたら捕殺しましょう。オルトランなどの浸透移行性の殺虫剤をまいておきましょう。
切り戻し
梅雨時期に入る前に株の1/3~半分程度に切り戻しましょう。株を充実させ花芽を増やします。
植え替え
宿根アスターは、春の新芽が吹く前2~3月に、二回り程大きな鉢に植え替えるか、地植えにしましょう。鉢植えで育てている場合は、毎年植え替えをしましょう。地植えの場合は3年に一度程度株分けをしましょう。そうすることで、何年も長くお花を楽しむことができます。


置き場所:日なた、半日陰

用途:プランター/鉢植え、花壇、地植え

水やり:ふつう

肥料:ふつう
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アスター ショーメーカーの販売店
9月上旬~9月下旬
