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採用に関するお知らせ

花と植物でイノベーションを起こしたい人へ

皆さまこんにちは。私たちは愛知県に本社をもつ種苗会社のハクサンです。
ハクサンは種苗会社の中でも少し変わった立ち位置にいます。後述する世界の花業界をけん引する育種ネットワーク「PW」の創立メンバーとして、1社ではできない膨大な品種開発を圧倒的なスピード感をもって進め、従来の花・植物業界の常識を育種やマーケティング力で覆すイノベーションを起こしてきました。

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株式会社ハクサン
代表取締役 高中淳壮

種苗会社の仕事をひと言で表すと、「花や野菜の品種を自社で開発したり、国内外の育種家から導入したりして、生産者へタネや苗木等を供給すること」です。
日本で育種した品種を海外へ広めることもあれば、海外の優れた品種を日本に導入して生産者へ紹介・供給することもあります。

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ひと言で種苗会社といっても、扱う品目によって各社さまざまな特色があります。
例えば花の種苗会社でも、タネから安価かつ安定的に生産できるオーソドックスな「実生系品種」が得意な会社もあれば、これまでにないような特徴ある花色や花形、優れた性質をもつ親株を、挿し木や株分け、組織培養などで増やす「栄養系品種」が得意な会社もあります。

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世界の育種ネットワーク「PW」のメンバー企業である強み

実はハクサンは、自社ではほとんど育種をしていません。
そのかわりに、植物の国際ブランド「PW(ピーダブリュー)」の日本メンバーとして、国内外の個人育種家や、海外育種会社100社以上とパートナーシップを結び、膨大な品種から選抜して日本の皆さまにお届けしています。

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PWが生み出した品種事例

世界を驚かせた日本人育種家のアジサイ「ラグランジア ブライダルシャワー」

ラグランジア

2020年、PWから世界を驚かせる画期的なアジサイ「ラグランジア ブライダルシャワー」が誕生しました。

英国王立園芸協会主催のチェルシー・フラワー・ショーで「アジサイの新しいカテゴリーを創った」と絶賛され、世界の園芸トレンドを左右するとまで言われる新品種部門で金賞を獲得したこのアジサイを育種をしたのは、PWにも参加する日本人育種家・坂嵜潮さんです。

日本に自生するアジサイと西洋アジサイの種間交雑により、枝の先端にだけ花が咲くこれまでのアジサイと違い、すべての側芽(枝につく芽)に花がつくため、通常のアジサイに比べて6倍以上の花を咲かせてくれます。また、翌年咲かせるための剪定をしなくても花が咲くなど、見た目以外にも画期的な性質を多く備え、アジサイの品種イノベーションともいえる快挙となりました。

ひとつの品種が世の中に流通するまでには、10年以上かかるといわれています。それほど長い年月がかかる育種において、なぜ「ラグランジア ブライダルシャワー」のようなチャレンジ精神あふれる品種が生み出せたのでしょうか? また、他の育種会社では、なぜ同じような品種を簡単には作れないのでしょうか?

そこには、世界中の育種会社と共同で品種開発することで、圧倒的な開発スピードと誰も思いつかないような育種にチャレンジができるPWの仕組みがあります。

育種のイノベーションを後押しするPWの仕組み 

世界中の優れた育種家から膨大な品種候補が集まる信頼性

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品種の魅力をエンドユーザーに伝えるマーケティング力

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売り上げを育種家に還元して品種開発を推進する仕組み

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こうした循環が、通常の育種プロセスではチャレンジできない、飛びぬけた発想の育種の後押しとなり、PW、ひいては日本における種苗会社ハクサンの強みとなっています。

花・植物の仕事ほぼすべてが経験できる!?ハクサンの職種・部門紹介

ここからは、ハクサンの各部門の業務内容を紹介します。

バイオテクノロジー技術を用いてウィルスやウィロイドに侵されていないクリーンな苗の供給と、大量増殖システムの開発、新品種の開発・改良を行います。

培養研究室
試作開発課
テクニカルサポートセンター
ライセンス部イメージ

海外育種家による育成品種の国内向け種苗登録、違法増殖管理、育種家へのパテント料の支払いを行います。一方で国内育種家の優れた品種の海外マーケットへの紹介、パテント管理代行により日本の育種家の海外進出をサポートする役割も担います。

主な業務・勤務地
生産部イメージ

愛知県豊田市に3か所の農場があり、生産者向けカット苗、プラグ苗の生産。また、小売り向け最終製品であるポット苗、鉢物も生産しています。

主な業務・勤務地
営業部種苗課イメージ

世界各国から導入した園芸種苗、資材を国内の生産者へ販売しています。海外サプライヤーとの緊密な関係を元に、世界の園芸動向にアンテナを張り巡らせ最先端の情報をキャッチ、発信しています。

主な業務・勤務地

ガーデニング用花壇苗とインテリア向けの鉢物を中心にエンドユーザーを対象とする園芸商品を企画し、国内のガーデンセンター・ホームセンター・通信販売会社を中心に商品を販売しています。

主な業務・勤務地
業務部種苗課イメージ

ヨーロッパ、アメリカ、中米、東南アジアなどの国々と苗や種、資材の輸出入を行っています。

主な業務・勤務地
業務部流通課イメージ

自社で生産した花苗を全国のガーデンセンターやホームセンター等へ発送手配をする業務を行っています。

主な業務・勤務地
企画部イメージ

国内外のトレンドをいち早くキャッチして商品を企画し、販促活動として商品カタログや販促ツール、ウェブサイトなどの作成、雑誌などメディアへの宣伝広告、さまざまな展示会を開催しています。

主な業務・勤務地
管理部イメージ

財務、経理、労務、人事など会社経営にかかわる業務を統括的に行っています。

主な業務・勤務地

ハクサンで働く先輩たちの声

ハクサンで働く社員は、本社が約135名、グループ全体で約235名。
男女比は、男性約49% 女性約51%、平均年齢は39.7歳となっています。

ここからは、各部署で働くハクサンメンバーに、仕事のやりがいからプライベートな部分まで、ざっくばらんにインタビューしてご紹介します!

社員01

植物の仕組みを解明するのが楽しかった
大学院まで続けた植物生理学の研究

研究開発部 培養研究課
2022年新卒入社

社員02

きっかけは100均で買ったテーブルヤシ
“植物は私の声にちゃんと応えてくれる”

生産部
2021年新卒入社

社員03

自分も会社を成長させるひとり
その手応えを求めて異業種からの転職

営業部 流通課
2021年中途入社

社員04

種苗業界の根幹を守るライセンスの仕事に出会い入社
博士号を活かしてグローバルに活躍

ライセンス部
2018年新卒入社

社員05

2度の産休を経てキャリアアップ
多くの部署を経験して実感した チーム力を高めることの大切さ

業務部流通課/リテール部門 兼任
2006年中途入社

社員06

子育て中の女性も働きやすい フレキシブルな勤務環境で
趣味とスキルアップを両立

業務部流通課(リテール部門)
2018年中途入社

社員07

営業にやりがいを感じられなかった時に出会った
プロダクトマネジメント的な営業の面白さ

営業部 種苗課
2023年中途入社

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ハクサンが考える未来 ~私たちが求める人材とは

ハクサンの今後の方向性

1.エンドユーザーマーケティング

エンドユーザーが常に主役。ユーザーがワクワク、感動し続けるから、ハクサンも、私たちの顧客である生産者も販売店も一緒に成長し続けます。

2.デジタルシフト

業界に先駆けてDX化を促進。業界関係者への情報提供サービス、エンドユーザー間のコミュニティー化を促進。社内でも様々な分野でデジタルシフトを行い、業務の効率化を図っています。

3.新規市場開拓

従来主力としていた一年草に加えて、多年草(宿根草)、低木の品種開発を強化。庭、造園全体を構成できるラインナップやテーマパーク、ランドスケープ(造園、都市緑化)等の新規チャネルを開拓。開発や研究においては、外部企業・大学とのアライアンスも行っています。

4.アジア進出

環境耐性の高いPW品種を中心に、アジア各国のパートナー企業と品種・ブランドライセンス展開しています。

5.SDGsへの積極的な対応

花と緑あふれる社会実現のため、ローメンテナンスに景観維持できる品種開発が本業ですが、スリランカでの雇用創出、住みやすい街づくり、衛生環境改善、ココヤシなど持続可能な資源への切り替え、産業廃棄物を利用した園芸資材開発に取り組んでいます。


新卒採用者へ求める要素

1.チャレンジ精神

英語や農業知識はやりながら覚えられる(熱心さは必須)。去年と同じ仕事、同じ質に満足しない。

2.プランニング力

品種開発は多くの人と関わりながら数年単位で。計画立ててコツコツ行動。

3.作りあげていくことによろこび

未完成だからこそ、次々良くしていくワクワク感。個人の成長は組織の成長。

4.粘り強さ、素直さ、勤勉さ

仕事は思い通りにいかないことの連続。うまくいかないときほど、人の本質が問われる。素直さ、勤勉さは人の成長スピードに大きく左右する。

5.チームワーク

周りのハッピーは自分のハッピー。

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