プリムラ パラディソとは

プリムラパラディソダブル

プリムラ パラディソは、美しい八重咲き品種のダブル咲きプリムラです。花が少ない寒い冬に、パッと華やぐパラディソ(イタリア語で「楽園」の意味)」をもたらします♪タネがつかない品種のため花持ちが非常に良いのが特徴です。

ここでは、そんなプリムラ パラディソを上手に育てる育て方をご紹介します。

プリムラ パラディソの育て方

植えつけ

植えつけ時には根鉢を崩さないように気をつけましょう。

日当たり・置き場所

プリムラ パラディソが耐えることができる最低温度は目安として5℃です。雨に弱いので、屋外で育てる場合には軒下など雨を避けた日あたりがよい場所で育ててください。お部屋で育てる場合も、日あたりが良い場所で育てましょう。

水のあげ方

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水をあげてください。花や茎に水が溜まらないように注意して、根元の土に水をあげるようにしてください。

 水が不足すると株の立体感がなくなり元気がなくなりますが、水をあげるとすぐに復活します。

肥料のやり方

生育期(9月頃新芽が動き出してから開花するまで)や開花期には肥料をあげるようにしてください。緩効性の置き肥を1カ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。真夏は肥料をお休みします。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

灰色かび病(ボトリチス)は、18℃付近の春や秋に、多湿な状態が続くと発生します。老化した花弁や傷んだ葉先、茎、地面に接した葉柄などが水浸状に腐敗する病気です。症状が拡大すると灰色のかびに覆われます。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくするようにしましょう。

害虫

アブラムシの繁殖期は、4~6月と9~10月です。雌だけで増えることができる(単為生殖)ので繁殖力が旺盛です。アブラムシは、植物の栄養分を吸い取ってしまうので早めに駆除したい害虫です。

花がら摘み

開花期には、花が咲き終わったらこまめに花がらを摘むようにして、病害虫予防をしましょう。

葉組み

プリムラは葉組みをするときれいな株姿を長く楽しむことができます。葉がちぎれないように優しく葉を外側に誘引してみてください。

夏越し

プリムラは、高温多湿な日本の夏の環境が苦手なため、一般的には一年草として扱われます。

冬越し

プリムラ パラディソが耐えることができる最低温度は、目安として5℃です。寒い日や夜間はお部屋に取り込むなどの対策が必要になります。

管理情報

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開花期:冬~春

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耐性:非耐寒性多年草

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最低温度:約5℃

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置き場所:日なた、室内の日なた

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水やり:ふつう

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肥料:ふつう

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用途:花壇、プランター/鉢植え

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草丈:10~20cm

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株幅:20~30cm

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