分類:ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
学名:Daphne odora
- 基本情報
- 育て方
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色・模様が異なる場合があります。
開花期:早春
タイプ:常緑性
タイプ:旧枝咲き
剪定期:原則不要
最低温度:ー5℃
耐寒性ゾーン:9a~
樹高:60~90cm
株幅:60~90cm
置き場所:日なた、半日陰
アイコンの説明はこちら
沈丁花(ジンチョウゲ)とは
沈丁花(ジンチョウゲ)とは、別名:輪丁花(リンチョウゲ)とも呼ばれ、中国中部から雲南省・ヒマラヤ地域原産の常緑樹です。その一番の魅力と言えば、豊かな香りにあります。春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏のクチナシ、秋の金木犀(キンモクセイ)を日本三大香木と呼び、沈丁花(ジンチョウゲ)の香りで春の訪れを感じる方も多くいる程です。
沈丁花(ジンチョウゲ)は、移植を苦手とする樹木なので、地植えの場合は植える場所を定めてから植えるようにしましょう。寒冷地では、鉢植えで育てることをおすすめします。
沈丁花(ジンチョウゲ)の香りの秘密
寒い冬の終わりを告げ、明るく温かい季節がやってくることを象徴する沈丁花(ジンチョウゲ)の香り。その香りが、特に夜に強く感じられると思われる方も多いのはないでしょうか。実は、それには以下のような要因があると言われています。
夜は昼間よりも気温が下がり、大気の密度が高くなります。そのため、香りの分子も密集します。また、人間の嗅覚は、低温時ほど感度が高まるのもその理由の1つになります。
一般的に生命体が活動をお休みする夜間は昼間よりも静かで、その分人間の嗅覚が研ぎ澄まされるとも言われています。
一日の活動を終えて疲れた夜にふと感じる沈丁花(ジンチョウゲ)の香りには、何とも言えない癒しのパワーがあるようにも感じます。そんな沈丁花(ジンチョウゲ)を、ベランダやお庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
品種情報
一般的なジンチョウゲは枝の先端に花を咲かせますが、ジンチョウゲ パフュームプリンセスは、枝の側芽からもたくさんの花を咲かせる珍しいシリーズになります。
香りの感じ方は人それぞれではありますが、爽やかな香りが楽しめます。「パフュームプリンセス」の名前からも分かる通り、1つ1つの花から豊かな香りが放たれ、開花とともにお庭に春を呼び込んでくれます。
ジンチョウゲ パフュームプリンセス ピンク
ジンチョウゲ パフュームプリンセス ピンクは、淡いピンク色のグラデーションを奏でる花を咲かせます。日本人好みの優しい花色は、道行く人たちの心さえ穏やかにしてくれます。
ジンチョウゲ パフュームプリンセス ホワイト
ジンチョウゲ パフュームプリンセス ホワイトは、濁りのない純白の花が咲きます。その清らかな色合いは、お庭やベランダに清潔感をもたらします。