種苗事業
流通事業
研究開発
企画
輸入事業
生産事業
ライセンス
リテール事業
種苗事業
世界と日本の園芸をつなぐ架け橋に!
日本の花き産業を支える生産者へ優れた商材を提供します。
海外サプライヤーとの緊密な関係をもとに、世界の園芸動向にアンテナを張り巡らせ最先端の情報をキャッチ、発信しています。園芸植物はその嗜好性の強さから、従来なかった色や性質などの新規性が絶えず求められます。
毎年海外で発表される新品種の多くは、弊社農場での試作を通して日本の環境に適合するかを判断します。審査をクリアした品種は種苗生産の国際分業などの効率の良い生産体系を検討します。年々進化する園芸植物を、生産者を通じて消費者へお届けすることを義務と考え、活動しています。
流通事業
優れた植物をもっと身近に!
小売店を通じて豊かなガーデンライフをお届けします。
植物の国際ブランド「プルーブンウィナーズ(Proven Winners)」のメンバーであるハクサンは、アメリカ、ヨーロッパをはじめ国内外の園芸情報から消費者ニーズをいち早く取り込み、魅力的な商品開発に心がけ高品質な花苗の安定供給に努めています。 1993年に初めてピンクパンダを発表して以来、折からの園芸ブームに乗り、毎年発表する新品目がベストセラーになりハクサン躍進の要となっています。
さらに2001年にはPWからペチュニアの「スーパーチュニア・ミニシリーズ」、2002年にはカリブラコアの「スーパーベルシリーズ」が販売され、PW商品の本格的な販売活動がスタートしました。 商品の完成は、海外からの有望品種の情報収集、分析から始まり、企画・検討を重ね更に試作・テスト販売を経て商品化されます。現在では、花苗をメインに全国のホームセンター、ガーデンセンター、スーパー、デパート、通信販売会社、一般企業等へ全国の卸業者を通じ販売しています。 今後も皆様には楽しくガーデニングが出来る植物を、また流通市場には満足いただける斬新な企画を提供していきます。
研究開発
バイオテクノロジー技術を用いてウィルスやウィロイドに侵されていないクリーンな苗の供給と、大量増殖システムの開発、新品種の開発・改良を行っています。
組織培養
組織培養は、種々の器官や組織あるいは細胞を無菌的に分離し、これを適当な条件下で無菌的に培養する技術です。弊社研究開発部においてもこの技術を用いて、ウィルスやウィロイドの除去、エリート苗の無菌保存、クローン植物の大量増殖(2000年よりビバローザの培養苗の生産開始)など、育種および生産の効率化や省力化に寄与しています。世界の園芸業界から発表される最新の知識や技術をいち早く取り入れ、みなさまにフィードバックできるよう日々研究を重ねています。
エリート化
ウィルスやウィロイドによる病気は植物に感染すると治すことができない病気です。特に花卉園芸業界では栄養系の品種を多く扱うため、最も気をつけなければならない病気のひとつです。そこで研究開発部では肉眼で判別が不可能なウィルスやウィロイドでもELISA(エライサ)検定(enzyme-linked immunosorbent assay )やDNA検定の技術を用いてウィルスやウィロイドを高感度で検定する設備を整えています。弊社の苗は茎頂培養後に十数種類のウィルスやウィロイド検定を行い、できる限りクリーンな苗にしています。さらに、圃場で培養による変異が発生していないことを 確認しています。以上のチェックをすべて通過した苗はエリート苗と呼ばれ、無菌状態で維持され必要に応じて増殖されます。このように、生産者や消費者の皆様に高品質な苗が供給されるようにしています。
試作開発
日本の環境にあった品種の選抜。
毎年多くの試作苗が世界各国から導入され、栽培試験を行います。温室内での生産性チェックに加え、一般家庭での栽培を想定して路地試験を行います。それらのデータを海外育種会社などと共有します。
精度の高い試作を通して、消費者の皆様に満足いただける日本の環境に合った品種を選抜します。
企画
マーケティング活動を中心にWeb、SNS、各種キャンペーンを通してガーデニングの楽しさを伝え、今後の園芸ユーザの増加に貢献します。
生産・販売にあたり、市場調査などの情報収集活動を展開し、研究開発部門、生産部門と緊密な連帯により市場のニーズに合った商品設計・販売計画・プロモーション・マーケティング活動を行っています。
また販売促進のため、植物のブランドサイトの構築、SNS、雑誌媒体を利用したプロモーション・キャンペーン活動を行うとともに、高品質で訴求力の高いカタログやラベル、ポップなどの販促ツールの企画・制作、ハクサン展示会をはじめとした、各種イベント展示会の企画、運営を行っています。
輸入事業
海外の取引先との情報を交換し、海外から日本全国の生産者へ安全で安心していただける植物の輸入事業を行っております。
海外からの輸入は1980 年にハクサン設立以来の会社経営の軸であり、種苗の取引のスペシャリストとして、観葉植物、草花種子および種苗、園芸資材などをヨーロッパ、アメリカ、アジアの多くの国々から輸入販売を行い、日本全国の鉢物生産者の方々から高い評価を得てきました。また、スリランカへ投資して、ハクサンのグループ会社であるセイロン・フォーリエッジなどを利用した、日本市場に対するアウトソーシング事業にも2000年より取り組んでおり、安価で優良な種苗の生産、供給に努めています。
生産
健全な苗を安定供給します!
愛知県豊田市に3か所の農場があり、生産者向けカット苗、プラグ苗の生産。また、小売り向け最終製品であるポット苗、鉢物も生産しています。商品の元となる親株ハウスは特に衛生管理が徹底され、病気のない苗の供給に努めています。
ライセンス
育種家のグローバルなビジネスをサポート!
海外育種家による育成品種の国内向け種苗登録、違法増殖管理、育種家へのパテント料の支払いを行います。一方で国内育種家の優れた品種の海外マーケットへの紹介、パテント管理代行により日本の育種家の海外進出をサポートする役割も担います。
リテール事業
PW公式オンラインストアをOPEN!近くにお店がない、欲しい品種が手に入らない方に向けて予約制のネットショップを開設しました。
PW公式オンラインストアをはじめ、休日には直売所もOPEN!隣接するPWガーデンでお花を見ながらPW品種およびハクサン品種がお買い求めいただけます。