- 基本情報
- 育て方
アンスリウムとは
アンスリウムは艶のある配色豊かな葉を魅せてくれ、まるで花のように楽しむことができる珍しい観葉植物です。花のように見えるのは仏炎苞と呼ばれる葉の一種で、鑑賞期間がとても長く育てやすいのが特徴です。お部屋をパッと明るくする力を持っており、切り花としても活用されます。
ここでは、そんなアンスリウムを上手に育てる育て方をご紹介します。
分類 | サトイモ科アンスリウム属 |
開花期 | 春~秋に、肉穂花序(にくすいかじょ)にたくさんの花が咲きますが、小さく目立ちません。 |
原産地 | 熱帯アメリカ、西インド諸島 |
別名 | オオベニウチワ(大紅団扇) |
アンスリウムの花言葉 | 全体として「情熱」「印象深い」といった花言葉がありますが、色別にも以下のような花言葉があります。 赤:「情熱」 ピンク:「飾らない美しさ」 白:「熱心」 緑:「無垢な心」 |
開花期:春~秋
耐性:非耐寒性多年草
最低温度:約10℃
置き場所:明るい室内
水やり:すくなめ
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え
草丈:約20cm
株幅:約20cm
アンスリウムの育て方
アンスリウムの置き場所
アンスリウムは、強い直射日光を避けた明るい室内で育てましょう。
アンスリウムの水のあげ方
土の表面が乾いたら、鉢底穴から水が流れるまでたっぷり水をあげてください。乾燥が気になる季節には、夕方に葉水もあげるとよいです。
冬は乾かし気味に育てましょう。土の表面が乾いた後2~3日後に、鉢底穴から水が流れるまでたっぷり水をあげてください。
アンスリウムの肥料のやり方
春から秋の生育期には、1ヵ月に1回程度置き肥を規定量あげるようにします。
アンスリウムの病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
特に病気の心配はありません。
害虫
アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。
アンスリウムの植え替え
春が植え替えの適期です。2~3年に1回は株分けを兼ねて植え替えをしてください。
アンスリウムの切り戻し
仏炎苞(花のように見える部分)の色があせてきたら、花茎を根元から切り取ります。
アンスリウムの冬越し
アンスリウムが耐えることができる最低温度はー10℃と耐寒性に優れているわけではありません。冬の夜は窓から寒い外気があたるのを防ぐために、窓から離れた室内で育てましょう。