カランコエとは

カランコエは、多肉植物に分類されるものと草花に分類されるものがありますが、ここでは草花のカランコエについてご紹介します。

ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属に分けられることもあります)の草花のカランコエは、厚い花弁な上に耐陰性に優れており、お部屋で飾っても長く楽しめる丈夫な植物です。ガーデニング初心者でも育てやすく、開花期間が長いため、観葉植物や贈り物として人気があります。

カランコエ カランディとは

カランコエカランディアレンジ

カランコエ カランデイは、花サイズ約1.5~2cmのスタンダードな一重咲きカランコエです。定番なカランコエだからこそ、アレンジは自在!分枝性に優れきれいな草姿を楽しめます。

ここではそんなカランコエを上手に育てる育て方をご紹介します。

カランコエの育て方

カランコエの日当たり・置き場所

日陰でも育ちますが、よりたくさんの花を咲かせるにはある程度日があたる場所で育てましょう。カーテン越しなどの明るいお部屋が最適です。

カランコエの水のあげ方

土の表面が乾いているのを確認して2~3日経ったら、たっぷり水をあげましょう。過失を苦手とするので、乾かし気味に育てましょう。冬は、水やりの頻度を減らしましょう。

カランコエの肥料のやり方

開花期が終わったら、薄めに希釈した液体肥料(1,000~2,000倍に希釈したもの)をあげてください。そんなに肥料をあげなくてもきれいに花を咲かせます。

カランコエの病害虫の予防と対策

植え替え時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

風通しが悪いとうどんこ病になる可能性があります。風通しのよい場所で育てているのにうどんこ病を発症している場合は、肥料のあげ過ぎで窒素過多になっている可能性も考えられます。肥料のあげ過ぎに注意して育ててください。

害虫

風通しが悪いと5~7月にカイガラムシが発生することがあります。植物から栄養を横取りして、弱らせてしまいます。葉の表面がテカテカしていたり、ベトベトしていたらカイガラムシが発生している可能性が考えられます。注意して葉を観察してみてください。

カランコエの切り戻し

梅雨入り前と、秋に草姿を整える切り戻しをしましょう。

カランコエの冬越し

カランコエ カランデイが耐えることができる最低温度は、目安として約10℃です。寒い時期には、霜にあてないように屋内などで育ててください。

カランコエの植え替え

2年に一度、春か秋に土をリフレッシュし植え替えをしましょう。