ポインセチアとは

ポインセチアは、メキシコや中央アメリカ原産のトウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑性低木です。赤色と緑色のコントラストが印象的で、クリスマスを彩る鉢花として日本でも広く知れ渡りました。近年では様々な種類や色も出ており、クリスマスを色とりどりの鮮やかなポインセチアが彩ります。

幸せの黄色いポインセチア 「イエロールクス」

ポインセチアが赤く色づいた花に見える部分は「苞(ホウ)」と呼ばれ、実はお花ではありません。では花は?というと、苞の中央に小さく集まった黄色い部分が花になります。

ここでは、そんなポインセチアを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ポインセチア栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温時は花が休むことがあります。

ポインセチアの育て方

日当たり・置き場所

冬に購入したポインセチアは、日光がよくあたり暖房器具の温風が直接当たるのを避けた室内で育ててください。ポインセチアが耐えることができる最低温度は目安として約10℃です。窓辺などで育てている場合は、夜は窓から離したり防寒対策をしてください。

春から秋は、よく日のあたる屋外で育てるようにしてください。

水のあげ方

ポインセチアは過湿を苦手とします。過湿に注意して乾かし気味に管理し、水をあげる時はたっぷりあげてください。花が咲き終わってから新芽が出るまで(目安として3~5月)は、特に乾かし気味に育ててください。

肥料のやり方

晩春から秋の生育期には、置き肥を1カ月に1回程度、薄めに希釈した液体肥料(1,000~2,000倍に希釈したもの)を1~2週間に1回程度あげてください。

病害虫の予防と対策

植え替え時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

特に心配ありません。

害虫

アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。

切り戻し

梅雨時期に入る前に株元5cm程度に切り戻しましょう。株を充実させ花芽を増やします。

短日処理

ポインセチアは日照時間が短くなると花芽を付ける短日植物です。夜間に人工灯の影響を受けると開花しない場合があります。そのため秋になったら、夕方5時以降家の明かりがあたらない場所で育てましょう。段ボール箱などで暗く覆ってしまうのも効果的です。

植え替え

毎年3~5月に、植え替えをしましょう。根鉢を少し崩して、同じサイズの鉢に植え替え土をリフレッシュさせましょう。

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冬は暖房の温風が直接当たるのを避けたポカポカした室内で育ててください

管理情報

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開花期:冬

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耐性:常緑性

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最低温度:約10℃

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置き場所:明るい室内

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水やり:すくなめ

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肥料:ふつう

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用途:プランター/鉢植え

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草丈:20~60cm

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株幅:20~40cm

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よくあるご質問

Q
室内で育てているポインセチアですが、ぐったりしています。どうしたらいいでしょうか。
A

まずは、夜温がどの程度まで冷えているか天気予報などで調べましょう。10℃を下回っているようでしたら、窓辺などで育てている場合は防寒対策が必要になります。また、暖かい部屋で育てているのにぐったりしている場合は、1.日あたりがよいか 2.暖房器具の温風が直接当たっていないか確認してみましょう。

販売時期

全国の園芸店、ホームセンターなどで販売しております。

11月上旬~11月下旬

ポインセチアゴールド