プリムラ オブコニカとは

プリムラ オブコニカは、冬に八重咲きの豪華な花を咲かせるサクラソウ科サクラソウ属の植物です。冬の花が少なくなる時期に多少日当たりが悪くても花を咲かせ、花色も豊富とあって人気があります。ただ、一般的なプリムラ オブコニカは、「プリミン」というアルカロイドを多く含むため、お手入れをする際には注意が必要です。

プリムラ プリカントとは

プリムラプリカント

プリムラ プリカントは、ノスタルジックなニュアンスカラーで、ヴィンテージ感漂う花模様のプリムラ オブコニカです。今までのプリムラ オブコニカにはないノスタルジックな花色が魅力です。かぶれの原因となるアレルギー物質「プリミン」をほとんど含まず、安心してお手入れできる品種です。

ここでは、そんなプリムラ プリカントを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

プリムラオブコニカの栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。

プリムラ プリカントの育て方

日当たり・置き場所

プリムラ プリカントが耐えることができる最低温度は目安として5℃です。耐寒性に優れているわけではないので、冬は明るい室内で育てましょう。そのため鉢植えで育てることをおすすめします。春から秋に屋外で育てる場合には、軒下など雨を避けた場所で育ててください。

水のあげ方

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水をあげてください。花や茎に水が溜まらないように注意して、土に水をあげるようにしてください。

肥料のやり方

生育期(9月頃新芽が動き出してから開花するまで)や開花期には肥料をあげるようにしてください。緩効性の置き肥を1カ月に1回程度、液肥(1,000~2,000倍)を1~2週間に1回程度あげてください。真夏は肥料をお休みします。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

灰色かび病(ボトリチス)は、18℃付近の春や秋に、多湿な状態が続くと発生します。老化した花弁や傷んだ葉先、茎、地面に接した葉柄などが水浸状に腐敗する病気です。症状が拡大すると灰色のかびに覆われます。花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくするようにしましょう。

害虫

アブラムシの繁殖期は、4~6月と9~10月です。雌だけで増えることができる(単為生殖)ので繁殖力が旺盛です。アブラムシは、植物の栄養分を吸い取ってしまうので早めに駆除したい害虫です。

花がら摘み

開花期には、花が咲き終わったらこまめに花がらを摘むようにして、病害虫予防をしましょう。

植え替え

夏越しして涼しくなってきた頃、新しい土にリフレッシュして植え替えをしましょう。

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屋外で育てる場合は、軒下など雨を避けた場所で育ててください

管理情報

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開花期:冬~早春

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耐性:非耐寒性多年草

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最低温度:約5℃

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置き場所:日なた、半日陰、室内の日なた

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水やり:ふつう

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肥料:ふつう

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用途:プランター/鉢植え

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草丈:30~35cm

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株幅:15~20cm

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