シュガーバインとは

シュガーバイン

シュガーバインは、ブドウ科パルテノキッスス属のインテリアグリーンとして人気がある植物です。ナチュラルに垂れる葉が魅力的で、プラントハンガーで大活躍します。明るい場所で育てるようにすれば、初めて観葉植物を育てる方にとっても大変育てやすい丈夫な植物です。

ここでは、そんなシュガーバインを上手に育てる育て方をご紹介します。

シュガーバインの育て方

日当たり・置き場所

観葉植物として育てる場合

シュガーバインは、一年を通して明るいお部屋で育ててください。耐陰性に優れているので半日陰でも育ちますが、葉のつき方が悪くなる傾向があります。また、葉焼けを防ぐために直射日光を避けたカーテン越しなどで育てましょう。

冬の夜間は、窓際は大変冷え込みます。最低温度が0℃を下回ることのない場所で管理するようにしてください。冬の暖房は乾燥させすぎてしまう可能性があるので、ある程度湿度があるお部屋で育てるようにしましょう。

屋外で育てる場合

春から秋は、明るい日陰で育てることができます。直射日光にあたると葉焼けをするので、明るい日陰で育てるようにしましょう。

水のあげ方

シュガーバインは、鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。ただし、受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。水やりをした後2~3分程度して受け皿に溜まった水は捨てるようにしましょう。

真夏の暑い時期は、葉水をあげましょう。

肥料のやり方

シュガーバインは、肥料をあげなくても育ちますが、よりキレイな葉色にするには生育期に肥料をあげるようにしましょう。生育期は、5~10月頃です。2カ月に1回程度置き肥をあげましょう。ただし、肥料のあげ過ぎには注意しましょう。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

梅雨などの多湿時には茎が蒸れて腐るような症状が見られることがあります。その場合、茎のつけ根から切り取って拡大を防ぎましょう。

害虫

物の葉の上に無数の白い点が現れたらハダニが発生している可能性が考えられます。放っておくと葉の全体に症状が拡がり、枯れてしまいます。ハダニは水に弱い性質があるので、葉っぱの表裏にしっかり水をかけると効果的です。ベランダや室内で育てている植物の場合は、週に1回程度霧吹きで葉に水をかける葉水をすると効果的です。

切り戻し

シュガーバインは、枝が伸びすぎたなと感じたらツルを切り取りましょう。傷んだ葉も取り除くことで病害虫を防ぐことができます。元気な葉が数枚残っていれば、ツルのどこで切っても問題ありません。

管理情報

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開花期:ー

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耐性:非耐寒性多年草

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最低温度:約0℃

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置き場所:明るい室内

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水やり:すくなめ

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肥料:すくなめ

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用途:プランター/鉢植え、ハンギング

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