今回は、園芸家の間室みどりさんを特別に講師に迎え、アジサイを活用した簡単でおしゃれな寄せ植えの作り方をご紹介します。

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間室みどり
埼玉県にある「ガーデンセンターさにべる」のマネージャーを務める間室みどりです。北欧で室内園芸を学び、花の育て方や寄せ植えを中心に講習会、執筆などの活動をしています。

アジサイとヘデラの寄せ植え

アジサイハイドランジアコットンキャンディーの寄せ植え

ハイドランジア(アジサイ) ディープパープルを使って、ヘデラとの寄せ植えを作ります。深みを増すアジサイの色に劣らない発色のいいグリーンは全体のイメージをひきしめます。

準備するもの

アジサイハイドランジアコットンキャンディーの寄せ植え
アジサイ コットンキャンディー 1鉢
ヘデラ 1株
市販の青いアジサイ用の肥料
底面給水型の鉢
草花用培養土
スコップ・土入れ道具・割りばし


アジサイは、水切れが苦手な植物です。そのため水分量をキープしてくれる鉢底面給水型の鉢を利用するととても水やりが簡単になります。いろいろな種類の底面給水型の鉢がが市販されていますが今回はアートストーンポットです。シンプルなデザインものを選べば色々なものにあわせやすいですね。

寄せ植え作りの手順

1
青いアジサイ用の肥料を培養土に混ぜます

市販の青いアジサイ用の肥料を予め草花用培養土に混ぜておきます。それによりアジサイ コットンキャンディーのきれいな青色が発色よく長く続くようになります。

2
鉢の中に草花用培養土を入れます

培養土の上にアジサイの苗を乗せたときに、鉢の縁からウォータースペースとして2~3cm下がる高さになるように土の量を調整します。植える苗のバランスや配置もチェックしておきましょう。

3
アジサイを鉢の中に入れます

なるべく根は触らないようにして、アジサイの苗を鉢の中心に配置します。

4
アジサイの手前にヘデラを配置します

ヘデラのポットを横に90度に傾け、ポットを何回か揉んで苗を出してください。抜いたヘデラの苗をそのままアジサイの手前に配置して位置と高さを確認します。

5
回りに培養土を追加しましょう

置いた苗の周りにそっと土を入れていきます。ブリキの鉢を回しながら少しずつ、360度まんべんなく土を入れていきましょう。鉢の側面と苗の間、苗と苗の隙間などは土が入りにくいので、割りばしなどでつつきながら土を入れていきます。

6
水やりをします

寄せ植えが完成したら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水をあげて完了です。苗に水をかけるのではなく、株元の土に水をあげるよう意識しましょう。水やりをして土が沈んだら、減った分だけ培養土を補充します。

アジサイハイドランジアコットンキャンディーの寄せ植え

完成しました!咲き進むにつけて花色が変わるコットンキャンディーの寄せ植えを長くお楽しみください。ヴィンテージカラーに変わった寄せ植えは、また違う印象の寄せ植えを楽しむことができますよ。

アジサイ コットンディープパープルは花色がヴィンテージカラーに変わるまで楽しむ尽くすことができるアジサイです。

アジサイハイドランジアコットンキャンディーの寄せ植え
アジサイハイドランジアコットンキャンディーの寄せ植え

アジサイ ディープパープルで作った寄せ植えは、とことん花色が変化するまで最後までお楽しみください。ヴィンテージアジサイになった寄せ植えも趣がありとても素敵です。