分類:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea macrophylla
- 基本情報
- 育て方
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色・模様が異なる場合があります。
色の移り変わりが美しいハイドランジア
フリンジが美しいハイドランジア
枝が強いハイドランジア
誤って口にすると中毒症状を起こす可能性がありますので、扱う際には十分注意してください。
開花期:春~夏
耐性:落葉性低木
最低温度:約ー5℃
置き場所:日なた、半日陰
水やり:たくさん
肥料:すくなめ
用途:プランター/鉢植え、花壇
樹高:60~100cm
樹幅:80~100cm
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栽培ポイント
直射日光を避けた場所で育てましょう。
剪定は、花が咲き終わってから7月頃までに行います。8月以降に剪定をすると、来年の花芽を切り取ってしまう可能性があるので気をつけましょう。翌年の花も楽しみたい!そして秋のヴィンテージカラーも楽しみたい!という場合は、7月頃半分の数の花を剪定し、残りの花がヴィンテージカラーになるのを楽しんでください。
春の生育期は月に一回程度化成肥料をあげましょう。大きく育てたい場合は、大きな鉢に植え替えをしましょう。
販売時期
全国の園芸店、ホームセンターなどで販売しております。
4月上旬~6月上旬
色の移り変わり
品種情報
一般的にアジサイの販売は3~5月がピークで、店頭で満開になった花はしばらくすると枯れてしまいます。それに比べて、スクロール社のアジサイは、秋まで美しく咲き続けるため、鑑賞期間は3~6カ月と皆さんの手に届いた後も長く楽しむことができます。もともとコンパクトな性質のため、家庭でも育てやすくなっています。
SCHROLL(スクロール)社は、1998年に設立したデンマーク生まれのハイドランジア(アジサイ)の育種、生産会社です。現在では、デンマークとポルトガルに拠点を置き、50万㎡以上の生産面積を誇るヨーロッパ最大のハイドランジア(アジサイ)生産者の1つとなりました。そして、2007年ハイドランジア(アジサイ)のさらなるレベルの品種開発を日々追求し、品種改良を開始しました。毎年、新品種を厳選し、市場に送り出す前にテストを行い、より良い、美しい、持続可能な品種を作り上げています。
スクロール社の育種へのこだわり
広範囲の交配から、将来の新しいアジサイ候補となる2万以上のタネが生まれます。その中から栽培テストが繰り返し行い、ほんのわずかな品種だけが選抜されます。2013年、最初に世界に向けて発表したのはハイドランジア ディープパープルとハイドランジア コットンキャンディーでした。従来にない色味と性質が評価され、複数の名誉ある賞を頂きました。それからさらなる育種を行っており、厳選されたトップ品種を皆様にお届けしていきます。
スクロールでは「見た目の美しさ」だけでなく多くの異なる「指標」を元に選抜が行われます。「植物の強さ」「耐病性」「花持ちの良さ」など、つまり「失敗しないアジサイ」のための指標を大切にしています。もう一つ重要な点は、より少ない農薬やエネルギー(暖房など)で生産できる環境への配慮とパッキング、出荷や輸送時にもトラブルが起こりにくいよう、枝の強さなども選抜の指標としていることです。
スクロールでは毎年、「さらに追求できる品質とは何か?」を考えます。現状に甘んじることなく、追求し続けることがスクロールの志であり、その積み重ねの結果として、最高のアジサイを皆様にお届けすることをお約束します。
ハイドランジア アフタヌーンドリーム
ハイドランジア アフタヌーンドリームは、花色はフレッシュグリーンから始まり、美しいピンクへと変化していきます。
色の移り変わり
ハイドランジア アフタヌーンドリームは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、ヴィンテージカラーに変化するまで楽しむことができます。
アフタヌーンドリームとトワイライトドリームは、同じ品種になります。仕立て方によっては、トワイライトドリームのような花色に変えることもできます。
ハイドランジア トワイライトドリーム
ハイドランジア トワイライトドリームは、花色はフレッシュグリーンから始まり、美しいパープルカラーへと変化していきます。濃いピンクで縁取られ、まるでレースのように華やかさがあります。
色の移り変わり
ハイドランジア トワイライトドリームは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、ヴィンテージカラーに変化するまで長く楽しめます。
アフタヌーンドリームとトワイライトドリームは、同じ品種になります。仕立て方によっては、アフタヌーンドリームのような花色に変えることもできます。
ハイドランジア ストロングハート
色の移り変わり
ハイドランジア ストロングハートは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、ヴィンテージカラーに変化するまで長く楽しめます。
ハイドランジア レモンキス
ハイドランジア レモンキスは、花色はフレッシュグリーンから始まり、美しいピンクとライムのバイカラーへと変化していきます。うっすら見える花脈の模様も清楚な印象です。
色の移り変わり
ハイドランジア レモンキスは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、おしゃれなアンティーク調の色に変化していきます。育てる場所によってはヴィンテージカラーに変化することもあります。
ハイドランジア シュガーライム
ハイドランジア シュガーライムは、花色はフレッシュグリーンから始まり、美しい白色へと変化していきます。清楚で爽やかな印象のアジサイで、屋内でもお楽しみいただけます。
色の移り変わり
ハイドランジア シュガーライムは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、おしゃれなアンティーク調の色に変化していきます。育てる場所によってはヴィンテージカラーに変化することもあります。
ハイドランジア ピンクマーブルソーダ
ハイドランジア ピンクマーブルソーダは、柔らかい色合いで咲き始めから終わりまでの色の移り変わりが美しいアジサイです。
色の移り変わり
ハイドランジア ピンクマーブルソーダは色の変化がユニークで、春からずっと秋まで花色の変化とともに非常に長く花を楽しめます。花色は咲き始めのクリーム色から徐々に濃いピンクに変化し美しいグラデーションを楽しめます。その後ヴィンテージカラーに変化するまで花色の移り変わりをお楽しみください。
ハイドランジア ブルーマーブルソーダ
ハイドランジア ブルーマーブルソーダは、柔らかい色合いで咲き始めから終わりまでの色の移り変わりが美しいアジサイです。
色の移り変わり
ハイドランジア ブルーマーブルソーダは色の変化がユニークで、春から秋まで花色の変化とともに長く花を楽しめます。花色は咲き始めのクリーム色から徐々に濃いブルーに変化し美しいグラデーションを楽しめます。その後ヴィンテージカラーに変化するまで花色の移り変わりをお楽しみください。
ハイドランジア ピンクサンセット
ハイドランジア ピンクサンセットは、花色はフレッシュグリーンから始まり、徐々に鮮やかなピンクに輝いていきます。その花色変化がまるで夕暮れの空のように美しく、ピンクサンセットの名前がつけられました。
色の移り変わり
ハイドランジア ピンクサンセットは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、おしゃれなアンティーク調の色に変化していきます。
ハイドランジア ブルーサンセット
ハイドランジアブルーサンセットは、花色はフレッシュグリーンから始まり、美しいブルーへと変化していきます。その花色変化がまるで夕暮れの空のように美しく、ブルーサンセットの名前がつけられました。
色の移り変わり
ハイドランジア ブルーサンセットは、花色の変化がユニークで、長い間楽しめることが特徴です。花弁(装飾花)が厚く丈夫なため、満開後にすぐに枯れてしまうことなく、おしゃれなアンティーク調の色に変化していきます。育てる場所によってはヴィンテージカラーに変化することもあります。
ハイドランジア コットンキャンディー
審査講評
少し緑がかったクリームホワイトから優しいピンクに色が変化する。ネーミングもその姿にマッチしていて良く、母の日の需要に答えられる。見た目の魅力の他に、分枝の良さ、リングが無くても自立する茎の強さも評価できる。白色系だが花弁も強く、色の変化を楽しみながら非常に長く観賞できる。販売時に色の変化をうまく伝えられるとなお良い。
ハイドランジア コットンキャンディーは、ハイドランジア ディープパープルと共にスクロール社が最初に開発し商品化した品種です。2013年にドイツの国際見本市IPMにてベストインドアプランツ賞を受賞しました。
コットンキャンディーは柔らかなピンク色が魅力的な品種です。性質はコンパクトで、分枝が良く、多くの花を咲かせます。
コットンキャンディーとシルクサファイアは、同じ品種になります。仕立て方によっては、シルクサファイアのような花色に変えることもできます。
色の移り変わり
4月21日撮影したハイドランジア コットンキャンディーは、柔らかくフェミニンな印象です。
89日経過した7月19日のハイドランジア コットンキャンディーは、シックなヴィンテージカラーに変化しました。
色の移り変わり
ハイドランジア コットンキャンディーは春から秋まで花色の変化とともに非常に長く花を楽しめます。
咲き始めはクリーム色で時間が経つとともに、ピンクが濃くなっていきます。綺麗なピンク色を楽しむために、土はアルカリ性である必要があります。きれいな花色を長く楽しむには、市販の赤いアジサイ用の土や肥料をご使用いただくか、萌芽前に苦土石灰をすきこむことをおすすめします。
ハイドランジア シルクサファイア
ハイドランジアシルク サファイアは、透明感あふれる美しいアジサイで、屋内でも屋外でも育てることができます。
コットンキャンディーとシルクサファイアは、同じ品種になります。仕立て方によっては、コットンキャンディーのような花色に変えることもできます。
色の移り変わり
ハイドランジア シルクサファイアは春からずっと秋まで花色の変化とともに非常に長く花を楽しめます。
花色はクリームホワイトから始まり、柔らかなラベンダーブルー(※土壌のpHによって異なります。)へと変化していきます。
ハイドランジア ディープパープル
カラークリエイト特別賞 受賞
審査講評
インパクトある濃い花色が目を引く。コンパクトなサイズながら強健な性質で、しっかりと花を咲かせるところが素晴らしい。深いブルー、マットな質感の花弁が「静かな美しさ」のある素晴らしい品種として、カラークリエイト特別賞を受賞した。来場者の人気投票では、鉢物部門第2位。
ハイドランジア ディープパープルは、スクロール社が世に送り出した最初のアジサイです。2013年に発表された後、その特徴的な濃い紫の花色と株の性質が世界中で評価され、これまでにオランダ、アイルランド、日本で5つのフラワー賞を受賞しています。
従来になかった濃い紫色の品種で、これまでにない分枝の良さが特徴です。小鉢で育てても多くの花を付けます。花弁(装飾花)も厚く丈夫なため、たいへん花持ちが良い品種です。また茎が非常に太いためリングなど無くても、キレイに自立します。
両性花の鮮やかなブルーと、装飾花のパープル色のコントラストも美しい品種です。
土壌のpHによって花色が変化します
土壌がアルカリ性の場合「赤みが強く」なります。
土壌が酸性の場合「青みが強く」なります。
色の移り変わり
ハイドランジア ディープ パープルは春からずっと秋まで花色の変化とともに非常に長く花を楽しめます。咲き始めから満開、その後ヴィンテージカラーに変化するまで花色の移り変わりをお楽しみください。
※一般的に装飾花が満開後アンティーク調に緑がかってゆっくりと変化していく状態のことを秋色と呼びますが、しばしば秋に咲く品種であると誤解されることもあるため、スクロールでは秋色ではなくヴィンテージカラーと表現しています。
ディープパープルの場合、満開から1ヶ月程度かけて徐々にヴィンテージカラーに変化していきます。用土のpHによって青みの強いヴィンテージカラーや赤みの強いヴィンテージカラーが存在します。
ディープパープルとディープレッドは、同じ品種になります。仕立て方によっては、ディープレッドのような花色に変えることもできます。
ハイドランジア ディープレッド
ハイドランジア ディープレッドは、鮮やかでありながら品のある赤色 で、葉色とのコントラストも楽しめます(※土壌のpHにより色は異なる場合があります)。お部屋の中でもお庭でも両方の環境で育てることがでいるアジサイです。
色の移り変わり
ハイドランジア ディープ レッドは春からずっと秋まで花色の変化とともに非常に長く花を楽しめます。咲き始めから満開、その後ヴィンテージカラーに変化するまで花色の移り変わりをお楽しみください。
ディープパープルとディープレッドは、同じ品種になります。仕立て方によっては、ディープパープルのような花色に変えることもできます。
ハイドランジア ラブストーリー
ハイドランジア ラブストーリーは、ホワイトベースに縁取りフリンジが美しいハイドランジアです。
ハイドランジア ラブレター
ハイドランジア ラブレターは、フレッシュなライムグリーンにピンクの縁取りフリンジが美しいハイドランジアです。
ハイドランジア ピーチシュシュ
ハイドランジア ピーチシュシュは、温かいピンク色のハイドランジアです。花房が大きなハイドランジアは、花房の重さで茎が曲がってしまうことがあるのですが、枝が強く栽培しやすいのが特徴です。
ハイドランジア マリンシュシュ
ハイドランジア マリンシュシュは、鮮やかなブルー色のハイドランジアです。花房が大きなハイドランジアは、花房の重さで茎が曲がってしまうことがあるのですが、枝が強く栽培しやすいのが特徴です。