母の日にカーネーションのプレゼント!それもとっても喜ばれるものですが、今年は特別なアジサイ(ハイドランジア)をお母さんにプレゼントしてみませんか。お母さんもせっかくプレゼントしてもらうのなら、きっと大切に育てて長く楽しみたいと感じているはずです。
母の日のプレゼント用に販売している鉢植えのハイドランジアは、梅雨の時期を超えて7月まで花を楽しむことができます。基本的には水やりさえ忘れなければガーデニング初心者の方にも育てやすく、さらには来年も楽しむこともできるんです。
アジサイ(ハイドランジア)とは
ハイドランジアとは、日本原産のアジサイがヨーロッパで改良されたものです。咲き方は手まり咲き(学名:Hydrangea macrophylla)で、別名:西洋アジサイとも呼ばれます。コンパクトでボリュームある花を咲かせるのが特徴で、鉢植えで育てるのに最適なアジサイです。
アジサイ(ハイドランジア)の花言葉
アジサイ(ハイドランジア)の花言葉は、かつては花色が移り変わることから「浮気」「無常」といった花言葉がありましたが、今では小さな花が密集して咲き誇ることから「家族団らん」「仲良し」といったプラス思考の花言葉の方が主流となっています。
また、アジサイ(ハイドランジア)の花言葉は、アジサイと同じで花色ごとにあります。
アジサイ(ハイドランジア)の色 | 花言葉 |
---|---|
ピンク | 元気な女性 |
青 | 辛抱強い愛情 |
白 | 寛容 |
ハイドランジアの名前の由来
「ハイドランジア」はギリシャ語の水を意味する「Hydro」と器を意味する「Angos」の2つの単語が語源となっています。
その名前の通り、ハイドランジアは多くの水を必要とする植物のため、水切れには注意して育てるようにしましょう。
ハイドランジアの育て方
ハイドランジアの土壌
アナベル以外のハイドランジアは、土壌のpHによって花色が赤色に傾いたり青色に傾いたりします。(※アナベルは、花色を変化させる色素の元であるアントシアンを含みません。また、品種の特性上アントシアニンを含まない白色のハイドランジアも土壌のpHによって花色が変わることはありません。)
ガーデニング初心者の方は、市販の「青色あじさいの土」や「赤色あじさいの土」などで花色のコントロールをするのが一番お手軽です。一般的には、酸性土壌で青色に、アルカリ性寄りの土壌で赤色に変化します。
ハイドランジアの植え替え
鉢植えで販売されているハイドランジアは、花が咲き終わるまでその鉢のままで育てても大丈夫ですが、花が咲き終わる頃には二回り大きな鉢に植え替えましょう。一回りは直径3cmになるので、直径6cm程度サイズアップした鉢に植え替えましょう。
3年に一度程度は、春か秋に植え替えをしましょう。地植えであれば植え替えは不要です。
ハイドランジアの日あたり・置き場所
ハイドランジアは日陰でも育ちますが、一日のうち6時間程度は日光があたる場所で育てると、そのパフォーマンスを発揮します。強い直射日光は、葉焼けをして傷んでしまう可能性があります。特に夏の西日には注意して育てるようにしてください。
開花期に室内で楽しむ場合は、レースのカーテン越しなど直射日光を避けた明るい場所で育ててください。
ハイドランジアの水やり
数ある植物の中でももっとも育てやすいとされているハイドランジアですが、失敗しまったという方のほとんどは水やりが原因のようです。
ハイドランジアは水切れに注意して育てましょう。春から夏は一日一回は鉢底から水が流れる程度の水をたっぷりとあげるようにしてください。地植えで育てている場合も、植えつけてたら1年目は、毎日水やりをするようにしましょう。
ハイドランジアの肥料やり
あまり肥料を必要としないと言われているハイドランジアですが、最高のパフォーマンスを楽しむには、生育期(芽出しから葉の色が変わってくるまで)には肥料が切れないようにすることが大切です。目安として3~4月が生育期になります。生育期は月に一度置き肥をするようにしましょう。
ハイドランジアの剪定
母の日のプレゼントとして鉢植えで販売されているハイドランジアの多くは、そのまま鉢植えで育てればコンパクトに育つので、剪定は必要ありません。
もし、地植えなどにして大きく生長し過ぎた場合などは、7月末までに剪定するようにしましょう。晩夏には来年の花芽をつけ始めるので、その時期であれば誤って花芽を切り取る心配がありません。
ハイドランジアの春のお手入れ
一日のうち6時間程度は日光があたる場所で育てるようにしましょう。
ハイドランジアは水切れに注意して育てましょう。春は一日一回は鉢底から水が流れる程度の水をたっぷりとあげるようにしてください。地植えで育てている場合も、植えつけてたら1年目は、毎日水やりをするようにしましょう。
3~4月の生育期は、月に一度置き肥をするようにしましょう。そうすることで、最高のパフォーマンスを発揮します。
ハイドランジアの夏のお手入れ
一日のうち6時間程度は日光があたる場所で育てるようにしましょう。夏の西日を避けた直射日光の当たらない場所で育ててください。
ハイドランジアは水切れに注意して育てましょう。夏は一日一回は鉢底から水が流れる程度の水をたっぷりとあげるようにしてください。地植えで育てている場合も、植えつけてたら1年目は、毎日水やりをするようにしましょう。梅雨でも土が乾いていないか確認して、もし乾いていたら水やりをするようにしましょう。
真夏は肥料をお休みします。
ハイドランジアの秋のお手入れ
一日のうち6時間程度は日光があたる場所で育てるようにしましょう。
花が咲き終わったら、土が乾いたら水やりをするようにしましょう。目安として3~4日に1回程度になります。
花が咲き終わったら、お礼肥(おれいごえ・おれいひ)として置き肥をしましょう。それ以外は、次春の生育期が来るまで肥料は不要です。
ハイドランジアの冬のお手入れ
一日のうち6時間程度は日光があたる場所で育てるようにしましょう。鉢植えで育てている場合は、夜は室内に取り込むとつぼみが霜で傷む心配がなくなります。
地上部は枯れていますが根は生きています。目安として2週間に1回程度水やりをしましょう。地植えの場合は、雨が降ればよっぽど水やりの心配をする必要はありません。
春の芽吹きの前に寒肥(かんごえ・かんぴ)をあげましょう。寒肥(かんごえ)には、有機肥料を使いましょう。有機肥料とは、牛ふんや油かすなど動植物本来の有機物を原材料とした肥料です。有機肥料に微生物が集まり、その微生物が時間をかけて春に向けて土を耕してくれます。
母の日におすすめのハイドランジア
ラグランジア ブライダルシャワー
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea hybrid枝の先端だけでなく、枝芽からも花を咲かせるラグランジアは、2020年に常識を覆すアジサイとして注目を集めました!RHSチェルシーフラワーショープラント・オブ・ザ・イヤーゴールド 受賞!世界も認めた特別なラグジュアリーなハイドランジアなんです。純白の花びらが株全体を覆うようにハラハラと舞うその花姿は見る人の心を掴んで離しません。
※花の咲き方はガク咲きになるハイブリッドハイドランジアです。
ラグランジア シャンデリーニ
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea hybridたくさんの側芽から花をさかせるラグランジアの第3弾としてドラマティックにデビューしたのが、大きな手まり咲きアジサイを楽しめるラグランジア シャンデリーニです。流通量が少なく希少なことから、なかなか入手できないとSNSでも話題になりました。
ハイドランジア マジカル レボリューション
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea macrophyllaハイドランジア マジカル レボリューションは、数カ月かけて色の変化を楽しめる革命的(レボリューション)なハイドランジアです。同じ色の日は二度とない…と言うと少し大げさかもしれませんが、素敵な花色変化を魅せてくれます。
ハイドランジア マジカル コーラル
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea macrophyllaハイドランジア マジカル コーラルは、仕立て方によって花色が変わるハイドランジアの新しい楽しみ方を提案した品種です。霜が降りる頃まで美しく咲き誇り、絶え間なく変化する花色に驚かされます。
ハイドランジア ディープパープル
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea macrophylla「インパクトある濃い花色が目を引く。コンパクトなサイズながら強健な性質で、しっかりと花を咲かせるところが素晴らしい。」と評価され、ジャパンフラワーセレクション 2016-2017を受賞しました。気品高いハイドランジアで、ヴィンテージカラー(秋色あじさい)になるまで楽しめるのも魅力です。半日陰で育てると美しい花色を長く楽しめます。
ハイドランジア コットンキャンディー
分類:アジサイ科アジサイ属 学名:Hydrangea macrophyllaコットンキャンディーは柔らかなピンク色が魅力的な品種です。性質はコンパクトで、分枝が良く、多くの花を咲かせます。優しく包み込まれるような美しさもあり、それでいて力強い、母の日に喜ばれること間違いなしのハイドランジアです。ヴィンテージカラー(秋色あじさい)に変化するまで長くお楽しみください。