ダリアとは

ダリアは、メキシコからグアテマラ付近の高地が原産の植物で、花の形がボタンに似ていることから和名ではテンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれています。日本では、暑い夏には一旦花がお休みするものの春だけでなく秋にも開花し長く楽しめる、育てやすいお花として人気があります。花もちがいいため、花束の主役としても活躍します。品種改良が盛んに行われ、今では花のサイズも花色も咲き方も多くの種類が存在します。

ダリア マキシとは

ダリアマキシ ダリアミニ

ダリア マキシ は、ボリュームある八重咲きタイプのダリアで大輪花の花をたくさん咲かせます。花弁数が多く花もちがいいのが特徴で、切り花としても大活躍します。分枝力が高くコンパクトにまとまるので、庭先でも主役級に美しい株を楽しめます。

ここではそんなダリア マキシを上手に育てる育て方をご紹介します。

栽培カレンダー

ダリアの栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。高温時は花が休むことがあります。

ダリア マキシの育て方

日当たり・置き場所

ダリアは、一年中日光がよくあたる場所で育ててください。真夏は涼しい場所へ移動して育てましょう。

水のあげ方

土の表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。

肥料のやり方

春から秋の生育期には、置き肥を1カ月に1回程度、薄めに希釈した液体肥料(1,000~2,000倍に希釈したもの)を1~2週間に1回程度あげてください。夏や冬は、肥料をお休みしましょう。

病害虫の予防と対策

植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。

病気

灰色かび病(ボトリチス)は、老化した花弁や傷んだ葉先、茎、地面に接した葉柄などが水浸状に腐敗する病気です。症状が拡大すると灰色のかびに覆われます。花弁は、斑点が多数生じ、やがて枯れます。18℃付近の春や秋に、多湿な状態が続くとよく発生します。

害虫

アブラムシの主な繁殖期は4~6月と9~10月です。この時期にアブラムシが発生することがあります。アブラムシは、単為生殖で、雌が1匹いれば増え続けることができる害虫です。アブラムシを見かけたら、たくさんついてしまった部分は切り落とし、残ったアブラムシが再繁殖する前にアブラムシに効果がある薬剤を散布してください。

花がら摘み

花が咲き終わったら、花茎で切り取りましょう。

切り戻し

初夏にひと通り花が咲き終わったら、切り戻しをしましょう。すると秋に一斉にたくさんの花が咲きます。

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何年も楽しむことができる宿根アスターです

管理情報

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開花期:初夏・秋

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耐性:非耐寒性多年草

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用途:プランター/鉢植え、花壇

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置き場所:日なた

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水やり:ふつう

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肥料:ふつう

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