- 基本情報
- 育て方
シクラメンとは
シクラメンは、パンジーやビオラに次ぐ冬に大活躍する花苗の1つで、サクラソウ科シクラメン属の球根植物です。シクラメンの花言葉は「遠慮」「内気」です。日本人が美しいとする奥ゆかしさを備えた可愛らしい品種が数多く存在します。
耐寒性シクラメン エリシオンとは

世界初のF1原種系シクラメン「エリシオン」寒さに強く育てやすく、条件が合えば-20℃の寒さや40℃の暑さにも耐えるほどの強さを持ち、寿命も長く、霜が降りる屋外でも安心して楽しめ、適切に管理すれば毎年花を咲かせてくれる魅力的な植物です。
ここでは、そんなシクラメン エリシオンを上手に育てる方法をご紹介します。
栽培カレンダー

※関東地方以西低地基準になります。地域やその年の気候、生育状態により、開花期やお手入れの適期などは変わります。栽培カレンダーは目安としてください。
シクラメン エリシオンの育て方
シクラメン エリシオンの植えつけ
根を傷つけないように古い土を軽く落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。園芸種のシクラメンと違い、球根の頭が少し隠れるくらいの深さに植えるのがポイントです。地植えの場合も同様に、球根が地表に露出しないようにします。
シクラメン エリシオンの日当たり・置き場所
屋外で育てる
植え付け場所は夏は木陰になり、秋冬は日が当たるような落葉樹の株元などが最高の場所です。鉢植えの場合は、夏は雨のあたらない涼しい半日陰に移動させましょう。
水はけの良い土を好みます。市販の山野草用の土などが適しています。
シクラメン エリシオンの水のあげ方
地植えの場合は、根付けばほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。葉が枯れて休眠する夏の間は、水やりを控えめにします。 特に夏は球根が腐らないように過湿に注意しましょう。
シクラメン エリシオンの肥料のやり方
ほとんど必要ありません。もしあげる場合は、秋~春の生育期に緩効性の置き肥か薄めの液肥を、球根が腐らないよう控えめにあげる程度で十分です。
シクラメン エリシオンの病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
風通しが悪いと灰色かび病にかかることがあります。花がらを取り除いて清潔な状態を保つようにしてください。
害虫
葉や花にかすれたような白色や褐色の斑点が現れたり、花色がかすれたりしたら、アザミウマ(スリップス)の食痕の可能性があります。被害を受けた花は摘み取り、念の為、アザミウマ (スリップス) に効く薬剤を散布して被害の拡大を抑えましょう。
プロの生産者さんによっては、茎の根元から花がら摘みをすると球根に細菌が入りやすくなるため花だけを取り除く方法を推奨する方もみえます。詳細は以下を参考にしてみてください。
シクラメン エリシオンの夏越し
夏は木陰になり、秋冬は日が当たるような落葉樹の株元などが最高の場所です。鉢植えの場合は、夏は雨のあたらない涼しい半日陰に移動させましょう。


開花期:冬~早春

耐性:耐寒性多年草

最低温度:約-20℃

耐寒性ゾーン:6b~

置き場所:半日陰

水やり:すくなめ

肥料:少なめ

用途:プランター/鉢植え、ハンギング、花壇

草丈:10~15cm

株幅:10~15cm
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シクラメン アヴァロンの販売店
10月中旬~11月下旬