- 基本情報
- 育て方
シュガーバインとは
シュガーバインは、ブドウ科パルテノキッスス属の定番の観葉植物です。ナチュラルに垂れる葉が魅力的で、どんなお部屋にも調和します。直射日光が直接当たらない明るい場所で育てれば、初めて観葉植物を育てる方にとっても育てやすい丈夫な植物です。
開花期 | 春から初夏(5~6月) 上級者向けになります |
分類 | ブドウ科パルテノキッスス属 |
学名 | Parthennocissus sugarvine |
原産国 | オランダ |
植物の種類 | 常緑つる性植物 |
最低温度 | 0℃ |
置き場所 | 直射日光を避けた明るい場所 |
花言葉 | すこやか 一年を通して緑を絶やすことなく丈夫に育つためと言われています。 |
ここでは、そんなシュガーバインを上手に育てる育て方をご紹介します。
シュガーバインの栽培カレンダー
日光と温度が最適条件を満たすと、まれに花を咲かせることがあります。
シュガーバインの育て方
日当たり・置き場所
観葉植物として育てる場合
シュガーバインは、一年を通して明るいお部屋で育ててください。耐陰性に優れているので半日陰でも育ちますが、葉のつき方が悪くなる傾向があります。また、葉焼けを防ぐために直射日光を避けたレースのカーテン越しなどで育てましょう。
冬の夜間は、窓際は大変冷え込みます。最低温度が0℃を下回ることのない場所で管理するようにしてください。冬の暖房は乾燥させすぎてしまう可能性があるので、ある程度湿度があるお部屋で育てるようにしましょう。
シュガーバインは、犬や猫などのペットが口に入れると腎不全を発症する場合があります。ペットの誤食には注意し、高い所に吊るして楽しむなどしてください。
屋外で育てる場合
春から秋は、屋外でも育てることができます。直射日光にあたると葉焼けをするので、明るい日陰で育てるようにしましょう。環境変化にストレスを受けやすいので、屋内と屋外を頻繁に移動させるのは避けましょう。
30℃以上の環境下では、葉が落ちることがあります。夏は涼しい屋内で育てるようにしましょう。
水のあげ方
シュガーバインは、鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりとあげてください。ただし、受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。水やりをした後2~3分程度して受け皿に溜まった水は捨てるようにしましょう。
シュガーバインは5~10月頃(特に夏)が生育期になります。真夏の暑い時期は、特に水分が蒸発しやすい季節なので、葉水もプラスしてあげるようにしましょう。
冬は、生育がゆっくりとなるので数日に1回程度の水やりで大丈夫です。蒸れを苦手とするので乾かし気味にして育てましょう。
肥料のやり方
シュガーバインは、肥料をあげなくても育ちますが、よりキレイな葉色にするには生育期に肥料をあげるようにしましょう。生育期である5~10月頃は、2カ月に1回程度置き肥をあげましょう。ただし、肥料のあげ過ぎには注意しましょう。
病害虫の予防と対策
植えつけ時に害虫防除のために殺虫剤を撒き、害虫の発生状況により市販のスプレータイプの殺虫剤または粒剤を使用してください。
病気
梅雨などの多湿時には茎が蒸れて腐るような症状が見られることがあります。その場合、茎のつけ根から切り取って拡大を防ぎましょう。
害虫
物の葉の上に無数の白い点が現れたらハダニが発生している可能性が考えられます。放っておくと葉の全体に症状が拡がり、枯れてしまいます。ハダニは水に弱い性質があるので、葉っぱの表裏にしっかり水をかけると効果的です。夏は、ベランダや室内で育てている場合は、週に1回程度霧吹きで葉に水をかける葉水をするといいでしょう。
剪定・切り戻し
シュガーバインは、枝が伸びすぎたなと感じたらツルを切り取りましょう。傷んだ葉も取り除くことで病害虫を防ぐことができます。5~10月の生育期であれば、元気な葉が数枚残っていればツルのどこで切っても問題ありません。
植え替え
シュガーバインは、鉢植え向きの植物になります。鉢底穴から根が出てきたら、植え替えをしましょう。植え替え適期は5~6月になります。
開花期:春~初夏※
耐性:非耐寒性多年草
最低温度:約0℃
置き場所:明るい室内
水やり:すくなめ
肥料:すくなめ
草丈:10~20cm
株幅:30~40cm
用途:プランター/鉢植え、ハンギング
※栽培条件が合うと稀に開花する場合があります。
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よくあるご質問
- Qラベルに、パーセノシッサス シュガーバインと記載がありますが、パーセノシッサス属なのでしょうか。
- A
「パーセノシッサス」と「パルテノキッスス」はどちらも同じ「parthonocissus」属をカナ表示に変換したものになります。分類名は一般的にパルテノキッスス属と表現しています。