分類:ヒユ科セロシア属
学名:Celosia
- 基本情報
- 育て方
栽培環境や植物の状態によっては、実際の花や葉色・模様が異なる場合があります。
開花期:夏~秋
耐性:非耐寒性多年草
最低温度:約3℃
耐寒性ゾーン:10b~
置き場所:日なた
水やり:ふつう
肥料:ふつう
用途:プランター/鉢植え、花壇
草丈:20~40cm
株幅:20~40cm
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セロシアとは
セロシアとは、ヒユ科に属する植物でケイトウ(鶏頭)の仲間になります。品種改良によって様々な色が流通しており、暑さに強く大変育てやすい植物です。
花のように見える部分は実際は茎の先端部が進化した花序と呼ばれる部位で、その根元に花びらのない実際の花が存在します。厚みがある丈夫な花序で、鑑賞期間がとても長いのも魅力の1つになります。
花序が縦に伸びるタイプには、ウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)・ヤリゲイトウ(槍鶏頭)・ノゲイトウ(野鶏頭)などがあり、炎の形に似ていることが特徴的です。
花序が平たく広がるタイプには、トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)・クルメゲイトウ(久留米鶏頭)・セッカゲイトウ(石化鶏頭)などがあり、個性的な花形で切り花にも活躍します。
品種情報
ここで紹介するセロシアは、花序が縦に伸びるノゲイトウ(野鶏頭)に似た見た目で矮性に改良されたスピカータ系のセロシアです。ろうそくの炎のようなモフモフが特徴です。世界中に信頼されたRoyal Van Zanten社の自信作の1つで、カラフルで寄せ植えにも大活躍する植物です。
Royal Van Zanten社は、オランダに本社を置き世界6ヶ国に拠点を構える世界有数の巨大育種会社です。切り花と鉢物の分野で世界で確固たる地位を築いており、毎年のように世界のトレンドを発信しています。
ディープパープル
セロシア ディープパープルは、ぷっくりとした炎の形をした濃い紫色のセロシアで、遠くからでも目を引きます。その花穂の形から可愛らしい印象も受け、お庭や寄せ植えをキュートに演出します。
アントスパープル
セロシア アントスパープルは、コンパクトな草姿にたくさんの花をつけます。やや細長い花穂で、高低差を出す寄せ植えに大活躍します。手前に明るいお花を持ってくると、ぐっと奥行き感をもたらします。
ジャベリン
「ジャベリン」とは古代ローマ時代に武器として使われた槍投げの意味で、その名の通り先が尖った花穂が特徴です。他のセロシアよりもシャープなイメージで、メンズライクなお庭や寄せ植えに重宝します。
ワイルドピンク
ナチュラルガーデンにぴったりな柔らかいピンク色の花穂をしたセロシア ワイルドピンク。どんな花色やグリーンとも調和が取れる万能なお花です。ドライフラワーにしても、ずっと色褪せすることなく、長く楽しむことができます。
パープル18
セロシア パープル18は、ひとつひとつの花穂が大きめでボリュームあるセロシアです。濃い紫色が印象的でハロウィンガーデンでも活躍します。