観葉植物は、室内でグリーンを楽しめる魅力だけでなく、飾り方次第でお部屋をワンランクアップしてくれます。おしゃれな観葉植物の飾り方をマスターして、素敵な空間づくりにいかしてみましょう。

観葉植物の鉢の選び方

部屋のインテリアのポイントにもなる観葉植物は、鉢の選び方によって簡単におしゃれ度をアップすることができます。

サイズを選ぶ

ただ、お気に入りの鉢であれば何でもよいわけではありません。まずは、育てる観葉植物のサイズに合わせて、鉢の大きさを選びましょう。植物と同じサイズ~ひと回り(3cm程度)大きいサイズの鉢の大きさの中から、お気に入りの素材や色などを選んでいきましょう。

素材を選ぶ

置き場所を想定してみて多少重さがあっても大丈夫であれば、陶器の鉢でシックに決めたり、コンクリート風の鉢でブルックリンスタイルにするなど、選択の幅が拡がります。また、小さなお子さんやペットがいる場合は、倒れた時に割れてしまうような素材は安全のために避けた方がよいかもしれません。

陶器の鉢1100~1200℃で焼かれた最も流通量が多いスタンダードな鉢です。
【メリット】
色や形など幅広いデザインの中から選ぶことができます。
【デメリット】
強度はありますが割れることがあります。重いので場所を選びます。
テラコッタ・素焼きの鉢700~900℃で焼かれた軟焼きの鉢です。
【メリット】
通気性や排水性がよく植物に優しい。デザイン性が高いものが多い。
【デメリット】
割れたり欠ける可能性があります。通気性がよい反面、土が乾きやすく水やり頻度に気をつける必要があります。極端に湿気が高い場所で育てると苔やカビが生える場合があります。
木製の鉢ナチュラルな雰囲気に仕上げます。
【メリット】
通気性や排水性がよく植物に優しい。軽量で、自然にお部屋に馴染みます。
【デメリット】
水がかかったり、直射日光を浴びると劣化します。耐久性に乏しく、腐ったり変形する可能性があります。
プラスティック・樹脂製の鉢軽くてハンギングにおすすめです。
【メリット】
割れにくく、軽くて安価。さらにどこのお店でも手に入りやすいメリットがあります。
【デメリット】
通気性や排水性が悪いので、根腐れに注意して水やりをするようにしましょう。
FRP樹脂製の鉢ハンギングにおすすめ!
【メリット】
軽くて壊れにくく、さらに高級感があります。耐久性が高く長く使えます。
【デメリット】
お値段が張ります。
ブリキの鉢シャビ―な雰囲気にぴったりな鉢です。
【メリット】
軽くて安価、家にある空き缶をリメイクするのも楽しみの1つです。
【デメリット】
熱伝導率が高いので、真夏や真冬は植物にダメージを与えやすくなります。
ガラスの鉢清潔感があるガラスは、どんなインテリアにも馴染みます。
【メリット】
土や根を見ながら育てる楽しみがあります。水耕栽培にもおすすめです。
【デメリット】
通気性や排水性が悪いので、根腐れに注意して水やりをするようにしましょう。
金属製の鉢無機質なインテリアにぴったりの素材です。
【メリット】
軽量で、ブリキからステンレスまで様々な質感の素材があります。
【デメリット】
通気性や排水性が悪いので、根腐れに注意して水やりをするようにしましょう。

色を選ぶ

鉢の素材そのものの色を楽しむのも素敵ですが、花や葉の色にリンクさせたカラーの鉢など遊び心のあるものを選んでもいいですね。色に悩んだら、家具や壁紙と同系色のものを選ぶことから始めましょう。そうするだけで空間にしっくりと馴染みます。

夜は、照らす照明の色によって輝き方や見える色も変わります。そこまで配慮できるようになったら観葉植物上級者です。

鉢カバーを活用しよう

これだ!という鉢に出会えない場合は、鉢カバーを活用するのがおすすめです。

観葉植物のおしゃれな飾り方

大きな観葉植物を重たい鉢に入れてしまうと移動や植え替えがとても大変になります。大型観葉植物は軽量のプラスチック製の鉢に植え、鉢ごと鉢カバーに入れて飾るとその問題は解決します!籠などの鉢カバーを使えばリゾート風の演出も可能です。包装紙でオリジナルのカバーを作ったり、お気に入りの布で巻いたりするのもいいですね。

ポインセチアやシクラメンなどプラスチック製の鉢に植えられた植物も、おしゃれな鉢カバーを使えばインテリアの一部に早変わりします。複数鉢がある場合は、まずは同じ素材や色の鉢カバーで統一するのがおすすめです。どのような鉢カバーが良いか迷ったら、どんなインテリアにも合わせやすい白色の鉢カバーで統一してみましょう。インテリア上級者さんは、異素材の鉢カバーなどをミックスして変化を楽しんでください。

観葉植物を飾る場所

一番目立つ場所に置く

観葉植物のおしゃれな飾り方

部屋のシンボルツリーとなるような観葉植物は、ドアを開けたときに最初に目に入る、一番目立つ場所に置いてみましょう。日当たりの良い場所がベストですが、耐陰性の強い植物もあるので部屋の環境に合わせて植物を選んでみてください。

大型の観葉植物は、床に直置きするよりも、あらかじめキャスター付きの鉢を使ったり、キャスター付の台の上に置くと、移動や掃除が楽になります。

おしゃれなキャスター付プランターカバーもたくさんあるので、お気に入りを探してみてくださいね。なかなか見つからない場合は、DIYするのもおすすめです。

スタンドの上に飾る

大型の観葉植物でなければ、床に直接置くよりもスツールやフラワースタンドといった台の上に置くと立体的な空間が簡単に仕上がります。

部屋の角に置く

観葉植物のおしゃれな飾り方

ウンベラータやゴムの木、アレカヤシなど天井まで届くような大型の観葉植物は、広い部屋の角に置くのがおすすめです。部屋の角に置くと空間に広がりが生まれ、リラックスした雰囲気になります。部屋の大きさに合わせて圧迫感のないサイズの植物を選んでくださいね。

家具の横に置く

観葉植物のおしゃれな飾り方

ゆったりとくつろぎたいときこそ、自然に目に入る時に置いて欲しいのが観葉植物!ソファーや椅子の横にエバーフレッシュなどの観葉植物を置くのもおすすめです。小さな観葉植物をサイドテーブルに置いたり、ローテーブルに等間隔で並べたりというのもおしゃれですね。

机の上に置く

観葉植物のおしゃれな飾り方

ポインセチアやシクラメンのような華やかな花は、机の上のフォーカルポイントに置いてみましょう。部屋全体のイメージアップにもなり、多少散らかっているものがあっても目に入りにくくなるという嬉しい効果もあります。

棚などの家具の上に置く

手のひらサイズの小型の観葉植物なら、テーブルやテレビ台・棚などの上に置いて楽しみましょう。初めて飾るのであれば1鉢から…その1鉢を起点として大中小の強弱をつけながら三角形を意識して前後左右に配置していくと、デザイン性高いインテリアグリーンになります。

シンプルにまとめたい場合は、鉢の色や素材を統一するだけであか抜けた空間になります。インテリアグリーン上級者の方は、異素材や様々なカラーを組み合わせて観葉植物の魅力が引き出る飾り方を楽しんでみてください。

空白を埋めるように置く

部屋がなんだか物足りないと感じたら、余白をグリーンで埋めるように観葉植物を置いてみましょう。隙間を全部埋めるのではなく、インテリアとグリーンがお互いに引き立て合うようなバランスを意識してみてください。

ハンギングを活用する

ペットや小さいお子様のいるご家庭に一番おすすめなのが、上から植物を吊るすハンギングです。誤食やいたずら防止になるだけでなく、視線が高くなるのでお部屋のどこから見ても癒される飾り方です。

観葉植物のおしゃれな飾り方

シュガーバインなどツルが伸びる植物はぜひハンギングで楽しんでみましょう。ハンギングだったら天井付近の何もない空間が生かせるうえに、グリーンの鉢を下げることで空間に彩りを添えることができます。植物にとっても、風通しが良く蒸れにくいというメリットもあります。ハンギングに使用する鉢は軽いものをチョイス。コケ玉もおすすめです。マクラメプラントハンガーや籠などを使えばナチュラルな雰囲気になります。植物が目立つように、鉢はあまり主張がないものを選ぶと成功しやすいようです。

ハンギングはつい水やりを忘れがちになることがあるようです。鉢の乾燥に気をつけて、水やりしやすいように手の届く高さに飾りましょう。また、エアコンの風が当たる場所は避け、植物にあった日当たりの場所を選びましょう。

ハンギングをする方法

ハンギング

初めてハンギングに挑戦する方は、カーテンレールにS字フックをかけて飾ってみるとお手軽に楽しめます。カーテンレールの他にも、ピクチャーレールや照明のダクトレールを使ったり、洗濯用干すクリーンなどを活用するアイデアもあります。10kg程度の耐荷重があるのでハンギングできるサイズであれば、いろんな観葉植物を飾ることができます。

賃貸マンションなどに住んでいて壁や天井に穴を空けられない方は、ホームセンターに売っている石膏ボード用のフックを使うのもおすすめです。最近では耐荷重5kg程度のものもあるので、軽いプランターを使えばたいていの観葉植物をハンギングすることができます。

既製品のプラントハンガーを使うのもいいですが、100均一で売っている麻紐を使って、オリジナルのマクラメプラントハンガーを作るのもおすすめです。天井に2か所支えることができるのであれば、流木(りゅうぼく)を通してハンギングに使うとナチュラルなお部屋に仕上がります。

たくさん吊り下げる際は天井につけたフックにポールや流木を吊り下げてもOK。天井の強度によってはハンギングに適さない場合もあるので、慎重に鉢を下げる位置を決めてください。また、必ず耐荷重を確認するようにしましょう。

上級者向けになりますが、お店のような空間を演出したいのであれば、ダイナミックにハンギングラダーを用いて観葉植物を飾るのもいいですね。

他にもDIYで人気があるディアウォールを2本使って観賞植物を下げるためのポールを設置する方法もあります。ディアウォールと同じ構造になりますが、床から天井までの突っ張り棒(ハンギングポール)にフックや棚などがついている商品を使うと手軽に植物を垂直方面に飾ることもできますよ。

壁面を利用する

ハンギングと同じように、ペットや小さい子供が観葉植物で遊ばないようにするには、壁に飾るのもおすすめです。床に観葉植物を置くスペースもない…観葉植物を置ける家具もない…という方は、絵画のように飾って壁を彩ってみてはいかがでしょうか。

観葉植物のおしゃれな飾り方

最近注目を浴びているビカクシダをスギ板や流木などに張り付けて根を苔で覆い、壁面に飾るのもおしゃれです。ビカクシダの彫刻のようなフォルムが生かされるように壁面はシンプルに。複数ある場合は高低差をつけて、絵画のようなイメージで飾ってみましょう。下に伸びるポトスやペペロミアなどツル性の植物も壁面利用して飾ることができます。

壁面に飾る場合は、つっぱり式の壁面ボードやラック、石膏ボード用フックなどを利用し、鉢・植物共にできるだけ軽いものを選びましょう。

観葉植物の飾り方

左右対称に配置する

観葉植物のおしゃれな飾り方

鉢を偶数で左右対称に置くとフォーマルに印象になります。同じ植物、同じ鉢であれば、是非取り入れたい飾り方です。

奇数で配置する

観葉植物のおしゃれな飾り方

奇数で配置するとナチュラルでおしゃれな印象になります。観葉植物で部屋にリラックス感を出したいときは奇数を意識してみましょう。鉢の置き方にもコツがあり、左右不均等に置く方法と、等間隔で並べる方法があります。

例えば3つの鉢を置く際は、植物の高さなどバランスを見ながら2つの鉢を寄せて置き、もう1つの鉢を少し離して不等辺三角形を意識してみましょう。これだけでぐっと洗練された雰囲気になるので試してみてください。等間隔で並べる際は同じものを繰り返すイメージで。スタイリッシュな印象にしたときに試してみてください。

高低差をつける

観葉植物のおしゃれな飾り方

中程度の大きさの観葉植物を置く際は、花台やスツールに置いて高さをプラス。大きな鉢は床置きにして、小さな鉢はテーブルの上に置くなど、高低差を意識すると立体感が出てまとまりのある空間を演出できます。スツールやサイドテーブルなどはインテリアに合ったものを、あえて花を置くためだけに選んでもいいですね。

同じ鉢を並べる

観葉植物のおしゃれな飾り方

同じくらいの大きさの観葉植物は、鉢の素材や色、サイズを統一してみましょう。細長いテーブルの上や窓辺に多肉植物を等間隔で並べるなど、植物にもある程度統一感があるとさらにセンスアップして見えます。

おすすめの少し珍しい観葉植物

株式会社ハクサンは、植物をひと筋に愛し40年以上!皆さんに豊かなガーデニングライフをお届けすることを大切に守り続けてきた種苗メーカーです。ここからは、そんなハクサンのおすすめの観葉植物をご紹介します。

ザミオクルカス レイヴン

分類:サトイモ科ザミオクルカス属
学名:Zamioculcas zamiifolia

これまでにない艶やかなブラックリーフで、置き場所を想像するだけで楽しくなるのが、ザミオクルカス レイヴンです。
肉厚の葉っぱで、自然に美しい樹形にまとまるハンサムリーフです。色が薄い植物や背景と組み合わせて、そのコントラストを楽しむのもおすすめですよ。

アフェランドラ ホワイトウォッシュ

分類:キツネノマゴ科アフェランドラ属
学名:Aphelandra sp.

厚みがある多肉質の葉は上向きにカールをしており、他のアフェランドラには見られないホワイトカラーが目を引きます。色が薄かったりまだらになる植物が多い中、全体的に均一に真っ白になる美しいホワイトプランツです。黒いテーブルの上に置けば、一層ホワイトカラーが引き立ちますよ。

カリシア ロザート

分類:ツユクサ科カリシア属
学名:Callisia

カリシア ロザートは、桜のようなくすみカラーが魅力的なピンクプランツです。1枚1枚の葉は1cm程度と小さく控え目で、ピンクとグリーンのグラデーションが美しい品種です。繊細な見た目とは裏腹に、生育旺盛で育てやすいのも魅力の1つです。自然に美しいドーム状にまとまります。数あるピンクプランツの中でも、どんなお部屋にも調和が取れる優しい色で、他の植物と組み合わせてアクセントに置くとその魅力が倍増します。ハンギングプラントとしても、楽しめます。

シュガーバイン

分類:ブドウ科パルテノキッスス属
学名:Parthennocissus sugarvine

ブドウのような葉がナチュラルに枝垂れる姿が魅力的な観葉植物です。直射日光が当たらない明るい室内で育てれば、初心者さんでも簡単に楽しむことができます。部屋に飾るときは、葉が垂れる姿を楽しめるよう、目線より高い位置に置くとよいでしょう。

まとめ

ハクサンは、ただの観葉植物で終わらない…少し毎日を楽しくするような面白い観葉植物をラインアップしています。飾り方次第では主役級にもなり名脇役にもなる…定番の観葉植物と組み合わせてワンランクアップした空間を作るのにおすすめです。観葉植物で癒されながら、毎日を楽しんでみませんか。